おすすめの日焼け止めとその特徴
私が愛用してるクリーンビューティーコスメを少しずつ紹介していこうと思います。まずはクリーンビューティーにハマったきっかけの日焼け止め。
biossance(バイオッサンス)
SQUALANE + ZINC SHEER MINERAL SUNSCREEN $30-
特徴としては下記の通り。
☑︎紫外線散乱剤のみの成分
☑︎乾燥しない
☑︎白くならずメイクに響かない
(↑ここかなり重要‼️)
☑︎伸びがいい
☑︎SPF30
☑︎UVA +++
☑︎全成分が安心(EWGの認証コスメ)
クリーンビューティー×日焼け止めについて考えてみたことのある方なら必ずぶつかる壁。それはこの日焼け止め含め多くの紫外線散乱剤の主要成分、”酸化亜鉛”の白浮き問題。
酸化亜鉛って何?
酸化亜鉛は、日焼け止めとして長い間使用されてきた白い粉末状の鉱物です。
酸化亜鉛は、メイクアップ、ネイル製品、ベビーローション、バスソープ、フットパウダーなど、幅広い化粧品やパーソナルケア製品に使用されています。酸化亜鉛は、おむつかぶれ軟膏や日焼け止め製品などの皮膚保護剤にも使用されています。
chemicalsafetyfacts.orgより引用
【用途】
- 増量剤および着色剤として
- 日焼け止めとして(UVAカット)
ポイントとしては、酸化亜鉛が入っているからと言って必ずしも紫外線散乱剤として機能するわけでない、という点です。紫外線を反射および散乱させることにより、日焼け止めや皮膚保護剤として機能します。日焼け止めや皮膚保護の効果をうたってない場合は、1の効果のみとなるのでご気をつけて見てみてください。
【安全情報】
アメリカでは、米国食品医薬品局(FDA)によって医薬品や化粧品の着色添加剤、日焼け止め成分として安全であると認められており、最大25%の濃度の市販の皮膚保護剤、および最大25%の濃度の日焼け止め医薬品での使用に酸化亜鉛を使用することを承認されています。
日本でも安全性を認められており、化粧品、医薬部外品共に使用が許可されています。ただ、ナノマテリアル(微粒子の酸化亜鉛や酸化チタン)は安全性が懸念されており、現在も調査が進められている段階です。
「ナノ」とは、「1 mmの100万分の1の長さ」を表すことばです。これに「原料」の意味をもつ「マテリアル」を結合させた「ナノマテリアル」は、「ナノ原料」という意味です。ナノマテリアルについての定義は、国際的にも検討されているところですが、大きさが100 nm以下の小さな物質を指すことばとご理解いただければと思います。
現在までナノマテリアルが、人の健康に影響を及ぼすとした報告はありません。しかしながら、一方で、ナノマテリアルは、粒子の大きさが小さいため、従来の材料とは異なる特性や形状を有することにより、人への健康被害を懸念する指摘もあります。
微粒子の酸化チタンや酸化亜鉛は、ナノマテリアルに相当する大きさであることから、消費者の安全性を確保するために、日本化粧品工業連合会におきましても、2004年からナノマテリアルに関する調査・研究を進めています。
日本化粧品工業連合会 ナノマテリアルについて
日焼け止めに求める条件
日焼け止めを考える上でとても大切なポイント。例えば私の場合は以下の通り。
- お肌に負担をかけない
- アレルギーを発症させない
- 子供とも一緒にも使いたい
- 手に取りやすい価格
- 白浮きせずメイクに響かない
- ナノマテリアルではない
- 塗り直ししやすい
- もろもろ(ポロポロとしたカス)が出ない
- 乾燥しない
など。このわがままな要望に応えてくれるこの日焼け止めがこのスクワラン入りの日焼け止め。
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特別なケア成分が入ってる訳でもないけど、スクワランのおかげでしっとり保湿効果があります。
スクワランはもちろん植物由来。また、アメリカでも取得がかなり厳しいと言われているEWGという団体の認証マーク付きのこの日焼け止め。
※EWGの認証マークとは、アメリカの「Environmental Working Group(アメリカで数十年の間、化粧品の使用禁止成分の見直しが行われていないことを危惧した人々が立ち上げた非営利団体。)」が認証したマークのこと。安全性に関する審査の基準がとても厳しいと言われています。
散乱剤の酸化亜鉛で金属アレルギー反応?!
珊瑚にも優しい成分として知られ、物理的に紫外線を反射してくれる紫外線散乱剤の日焼け止め。子どもにも安心して使えると欧米では人気ですが、デメリットもあります。1つ目は使用感。2つ目は金属アレルギー。
使用感に関しては、各メーカーの研究により使い心地の良い製品もあるのでご自身に合ったものを見つけるのは可能ですが、金属アレルギーを持っている方にとっては注意が必要です。不純物として混入した亜鉛が汗や他の物質と混ざり、金属アレルギーを起こしてしまう方がいるため、紫外線散乱剤を選ぶ場合は”酸化チタン”が主成分のものがおすすめです。
※酸化チタンが100% アレルギーを起こさないというわけではありませんが、ほぼ問題ないと言われています。
まとめ
クリーンビューティーのケミカル成分も自分の反応との相性を知って選ぶことが大切です。そして、紫外線の強さやその日の行動によって日焼け止めの種類を変えることも重要なポイント。私自身、ケミカル(吸収剤)タイプの日焼け止めを使う日もあるし、日によってはいつも大丈夫な日焼け止めに刺激を感じる時もあります。
たかが、日焼け止め、されど日焼け止め。
クリーンビューティーも選択肢に入れつつ、あなたのお肌と用途に合った日焼け止めを探してみてくださいね。
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