What’s クリーンビューティー

多様性を受け入れ、自分の足でしっかりと立っている凛とした美しさ
一歩先の”美”を見据えた時に必要なもの、それは自然環境との共存する姿勢

”clean beauty”は、美容業界で誕生した言葉です。

2000年にイギリスで誕生した化粧品ブランドRENが、合成香料・着色料、石油化学製品、動物性原料、遺伝子組み替え原料を使用しないスキンケア領域を確立し、ナチュラルな製品から有害な成分を取り除いたパーソナルケアの流れがヨーロッパ、アメリカに広がっていきました。そして2015年頃から、ミレニアル世代を中心に、ナチュラルより透明性の高い”クリーン”にシフトしていきます。

また、クリーンビューティー製品は必ずしも化学物質を含まないことを意味するわけではありません。天然の成分だけで構成されているのではなく、体に有害な人工成分、例えばアレルギー毒性の高い種類のパラベンやホルムアルデヒドなどを含まずに作られていることを意味します。

ナチュラルとは違う? 【クリーンビューティー】って一体何?

現在、”clean beauty”は、自然環境や私たちの健康に影響を及ぼす可能性のある有害な成分を含まないことに加え、エシカルに調達された原料やサスティナブルな容器を使った美容製品に使われています。

しかしオーガニックのような正式な定義や規制がなく、概念として定着しつつも曖昧な言葉となっています。私たちは、この言葉に美容業界にとどまらない大きな可能性があると考えています。

クリーンビューティー*を日常に浸透させ、環境や社会をより良くよくするためのアクションに繋げることを目指しています。

クリーンビューティーを「選択肢の1つとして」

CLEANBEAUTY.JAPANクリーンビューティージャパン

クリーンビューティーの概念とは?

公平で透明性のあるクリーンビューティーの新基準をつくる

 

押し付けや強制では無く、自分で選択できる環境作りを

SNSなどインターネットを使えばたくさん美容と健康に関しての情報が入手できます。問題は情報が多すぎること。正しく適正な情報を見つけることが難しくなっていると感じたことはありませんか?

私たちのPMF(Protect Myself Friends and family)アクションの1つとして、普段使うケア製品の成分に関して世界で最も厳しい基準と最新の研究結果を持つ欧州連合と、それに準じたアメリカの非営利団体EWG(Environmental Working Group)の調査を元に、成分や製品の安全性を確認することができるツールを作成します。

押し付けや強制では無く、自分で選択できる環境を提供し、当たり前のように手にする製品や成分の情報を正しく公平な目線で入手できるよう取り組んでいきます。

また、欧米で使われるクリーンビューティーの概念は企業やメディアによって様々ですが、共通する項目があります。

1.〈安全性〉体に有害とされる成分を排除していること
  例:ホルモンかく乱物質や発がん性物質が含まれていない、など。
2.〈透明性〉製品のパッケージに虚偽の記載がないこと
3.〈持続可能性〉
  原料、パッケージ、製造、配送方法等サスティナブルな考え方で取り組んでいること
4.〈倫理性〉クルエルティーフリー、ビーガンなど、エシカルな理念に基づいた製品であること

クリーンビューティーの概念は多岐にわたるため、一概に決められるものではありません。しかし。これらの情報を参考に、今後日本ならではの【クリーンビューティー】をクリーンビューティーに関わるメディアやメーカー、そして会員の皆さまと一緒に慎重に作り上げていきたいと考えています。

化粧品成分検索について

私たちは、よく化粧品に配合されている成分をEWG(Environmental Working Group)の基準に基づき、「発がん性」「発達および生殖毒性」「アレルギーと免疫毒性」の3つの大きな基準に分類し、1−10の数値で表示しています。

化粧品成分検索はこちら

こちらに表示される数字はあくまでEWGの見解に基づいた1つの基準であり、化粧品に含まれる場合の影響に関しては配合の濃度が重要である事をご理解ください。

※情報は随時更新予定です。